まいたけのオタ活記録

140字では入り切らない時に気ままに綴ってます

朝ドラを初めて視聴した話

 

お久しぶりです。

春休みはどこにも行けず結局バイト三昧のまいたけです。

この記事を綴り始めたのも2月頭。

続かないタイプの人間なので途中でブログを放棄しておりました…アセアセ

日付がおかしいのはそのせいです

 

 

西畑担になって見なくてはと使命感に駆られていたごちそうさんについて。

この先はネタバレも含みますのでご注意下さいませ

 

 

 

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2月の頭から春休みが始まりとにかく暇なのでTSUTAYAに駆け込み、以前から見たかった西畑大吾くん出演のNHKの朝ドラ「ごちそうさん」をレンタルし視聴しました😌

 

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朝ドラといっても半年間放送があるわけです。単純計算で1週間で90分(15分×6日)、それが25週分あるので特典映像除いても2250分、

つまり37.5時間…。

 

 

 

長い!!!

 

 

そう思ってましたが実際はそうでもありませんでした😅

2週間で見終わりました

 

ちなみにタイトルにもある通り今まで朝ドラは見たことがありません。

しかし視聴者を飽きさせない脚本、ゲストなど工夫がされていて(芸人さんも結構いて扱い方の荒さにもクスッと笑った)凄いですね…

 

ただ長いので

私が視聴するきっかけとなった活男の一生と共に感じたことを綴っていきます。

 

 

活男が出てくるのは第14週「アイスる力」です。

活男は西門家の次男として生まれます。

幼い頃から美味しい料理を振る舞う母に似て食べることが大好きでした。

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※拾い画失礼します

 

この子が坊主大吾くんになるのね!

何度見ても可愛い💕

この頃から次男らしい甘えん坊だったのではないでしょうか…?

いつも明るい活男に家族は癒やされていたと思います。

 

時には家族でアイスクリンを作る場面も

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これが伏線となる訳ですが…😢

料理の上手い母親の影響は大きかったのでしょうね!姉兄が学校に行ってる間も祖父母に可愛がられて手伝ってる姿を見かけました。

 

 

幼少期はふ久にスポットが当たっていたのであまり触れられることはなく、活男がご飯を美味しそうに食べる姿が印象的でした

 

 

 

 

そして第17週、舞台は戦時中に移り変わります。

それと同時に大吾くん演じる活男の登場です

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当時の大吾くんは17歳、高校2年生

眉毛が凛々しい活男です。

眉毛に関しては父親役の東出さん譲りみたいなエピソードをどこかで見ました🤔

 

それにしても尊敬する先輩の二宮くんも坊主を経験してますが中々に勇気のいることですよね…

(その後また坊主になることはさておき笑)

 

 

 

学校に通いながらも兄・泰介の甲子園出場を応援する姿であったり、台所に立つ姿がよく見られました。夕食のお手伝いは活男が担当だったのかな?

幼い頃から活男=食というイメージがあったように成長しても変わらない姿はほっこりします☺️

 

 

 

活男にスポットが当てられ始めるのは第20週。

1944年4月

戦況が悪化する中、活男は進学せず軍需工場で働きます。その最中活男が働く工場に海軍の将校が訪れ、海軍のコックに誘われ憧れはじめるのです。

 

家に帰った活男は

「ワシ志願する!海軍に志願する!」



結末を薄ら知ってる身としてはお願いだから誰か止めて!と必死です😭

 

 

「すごいねんで海軍の料理って。明治のはじめからフルコース作っててん。ほんまもんの西洋料理」

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こんなキラキラした目で言われたらたまったもんじゃありません。

 

坊主でジャニーズオーラ消えてて1人の俳優として見てたはずなのに現れるオーラ

この子恐ろしいです…いつもこのキラキラした目に吸い込まれてるんですね(泣)なんでも許しちゃいます

 

 

 

もちろんめ以子は大反対。

良かった…😌と思ったのも束の間

 

活男「お母ちゃん大変やんか。1人おらんかったら食べもんも少しは楽になると…」

め以子「配給は人数掛けや」

活男「あと3年、あと3年でワシ、嫌でも兵隊行くやんか!

め以子「3年のうちに終わるかもしれんやろ」

活男「徴兵ではまず、主計課は無理やねん。少なくとも志願せんと!」

 

 

おい、かっちゃん…!

一旦落ち着こうか?

我慢して3年待つんや…と未来の私が言ってます😭

 

普通そんな簡単にサインできるものではないですよね…母親だったら尚更。

前線ではないものの戦場に送り出すわけですから万が一のことが頭をよぎるのも当然です。

 

 

 

 

そんなある日軍需工場で事故が起こり活男の友人が亡くなるのを目にします。

「ワシの友人が…ぶっ飛ばされて死んでもうた…」

偶然休憩中だった活男。無事でなによりです))

 

 

戦場ではないとはいえ危険はつきもの。当時は知識も少ない学生が動員されていたので工場も安全とは言い難い環境だったのでしょう。

 

 

家に帰り活男は悠太郎(父)に想いを伝えます。

「お父ちゃん、ワシ…」

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悠太郎さん止めて…

 

 

 

 

 

ここでシーンは変わりその後の夕食

事故をきっかけに心変わりをしたと思っていた家族の期待をよそに活男が口を開きます。

 

「お母ちゃん。ワシ、やっぱり行かせて欲しい。」

 

「このまま好きでもない事毎日やって、それ
で事故とか空襲で死ぬんやったらせめて…好きな事やって死ぬ方がええ。このままやとワシ…何のために生まれてきたんかわからん。わからん。」

 

 

この時には既に心の中で想いは決まっていたようですね😭私の願いも叶わず…

 

 

夢を叶えたいという真っ直ぐな想いを持っている活男。先の見えない状況で不安が募るなか活男が夢を語るシーンは一筋の光と言いますか印象深かったです。

 

 

 

め以子は「あかんもんはあかん!」と拒否します。

ちなみに悠太郎はこの時点で既に気持ちは決まっていたようです😭

 



そんなめ以子は活男に料理を手伝わせます。家で調理する方が楽しいと気づかせ諦めさせようとしたからです。

ふ久(姉)の内祝いも重なり準備を手伝う活男。

当日豪華な料理を前にふ久のお相手・諸岡が「こんな美味いもん…行く前に食べられるなんて」と涙ぐむなど皆が感動し活男も褒められたことを喜びます。

 

 

そして片付けをしている最中め以子が口を開き

「かっちゃん、なんも船に乗らんでも家でも料理ならできると思わへん?」

「家で一緒に料理作ってみんなのごちそうさん聞いて。それではアカン?」

「アカンか…」

 

 

活男「ワシ兵隊行くってピンと来いひんかった…でもな今はワシやっぱり行きたい。今日諸岡さん見ててワシの料理美味しいって…」

「ワシお母ちゃんみたいになりたいと思った」

 

「ワシ、兵隊さんのごちそうさんになる!」

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かっちゃんは次男&末っ子で今まで甘やかされてきた部分もあると思うんです。でも成長するにつれて自分なりの考えを持って生きていて…母親としては息子の成長を直に感じた瞬間だったのでしょう。

 

 

め以子「かっちゃん、行っておいで」

 

大号泣😭

 

 

次の日からめ以子は父親のアドバイスも参考に料理の特訓を始めます。

熱々のご飯でおにぎりを素早く作る特訓。熱々の方が美味しいと聞き果敢にチャレンジする姿を見て活男の意志の強さを感じました。

 

 

 

 

 

そして出征の日の朝。

当時としては貴重な卵を使ったオムレツなど朝食を振る舞う活男。

家族で囲む食卓はこれが最後だと各々が悟っていた。

 

 

この空気感が寂しさを感じさせられるんですよね。本当に行っちゃうんだ…幸せな時間が終わってほしくないなという気持ち。

 

きゅうりのぬか漬けがひとつ残る食卓。皆これを食べたら一緒の時間が終わってしまうため手が出せない。

↑このシーンが凄く印象的でした

 

 

め以子「兵隊さんのごちそうさんいっぱい聞いてきてな!そして…また…帰っておいで…」

 

活男「お母ちゃん、ほんまごちそうさんでした

 

 

皆に見送られ活男は出征していきます。

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ただ活男の場合出征では無いんですよね。

夢を追いかけてるだけなんです。

全てがこの状況のせいで心苦しくなりました。

 

 

 

ここで一旦活男のシーンは休憩です

 

 

途中で来た手紙にも上手くやっている様子が窺えます☺️

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しかし次に登場するのは辛いシーン。

 

大阪大空襲で活男の兄・泰介と義母の元に身を寄せるめ以子。

しかし泰介にも赤紙が届き泰介を送り出したのも束の間、

活男の死亡告知書が届きます。

 

 

急な展開に言葉が出ません

 

本当に亡くなっちゃったの?…と。

 

なんであんなに良い子が生きられないの?

夢を追いかけただけなのになぜ?

と涙が止まりませんでした😭

 

もう皆揃って食卓を囲むこともないと考えると胸が痛みます。

め以子はショックのあまり荒れていましたが私もまさにその感情でした。

 

 

 

 

そして24週144話

活男と同じ船に乗っていたと言う少年が訪ねてきます。

そこで活男が握り飯を作るのが早かったこと

お母ちゃんがごちそうさんと呼ばれていたことを誇らしげに語っていたと聞きます。

 

久しぶりの活男のシーンに船の中での様子が頭に浮かぶ

 

その青年から預かった活男の手帳には食べたいものが並んでありました。

そこでめ以子はそれらの料理を用意してかっちゃんのお葬式を行うことにします。

 

皆が食卓でご飯を食べるなか活男は1人階段に座って一緒にご飯を食べています。そして最後にはごちそうさんでしたと。

成仏できたという解釈でしょうか…?こういう形で再び登場するとは想像してなかったので!

 

 

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活男の一生を辿るとこういう流れです。

何となく事前の情報で戦死すると把握していたものの、自ら志願して夢を叶えている途中で亡くなる展開だったので、驚きの連続でした。

 

 

 

 

最後の方は雑になってますね…というのも出征してから活男ロスに突入しまして…全然メモってない🤥気になる方は手に取ってみてください

 

 

感想としては母親の気持ちを考えると複雑だよなと共感する瞬間が多かったです。

特に大吾くん演じる活男にスポットが当たるのが戦争という重いテーマ。自由が取り上げられ窮屈さを感じるなか活男が夢を叶えるために切り出した行動です。その意志の強さ、芯のブレなささなど伝わってくるものが多くありました。

 

活男以外でもめ以子の不器用ながら懸命に生きる姿であったり義母との関係、家族の存在などスポットが当てられる点はいくつもありました。朝ドラってこの工夫が素晴らしいと感じるきっかけです。

 

 

でも生きていて欲しかったな…ラストレシピを山程見てるので満州に渡って助手として働くパラレルワールドも想像しちゃいます🤭←どちらにしても辛い運命ですが⚠︎ラストレシピのネタバレまですな

 

 

この作品で映像系の作品は初挑戦ということですがこれは信じられません。上手すぎる。彼が演技派と呼ばれる由縁ですね。まさに末っ子といった可愛らしい部分と真っ直ぐな部分、見事に表現されてて素晴らしかったです。

世間からごちそうさんのかっちゃんのイメージが強いのも納得の作品でした。

 

 

菅田くんとご飯に行ったエピソードをラジオで話していましたが、また共演しないかな?色々あったので作品的に再放送はないと思いますが、またどこかで再会して話す機会があったら西畑担はじめごちそうさんファンは喜びます!ラジオとかどうでしょう🤭顔の系統が違うので先輩後輩バディものとか想像しちゃいます笑

お姉ちゃん役の松浦さんが引退されたのも残念でした…大吾くんとの絡み可愛かったな

 

 

この作品を見ていると戦前の生活が上手く行ってた分、やはり戦争は嫌だと思わされます。戦争が無ければ…と何度思ったことか。ジャニーさんが亡くなった時の大吾くんのコメントを思い出しました。

ジャニーさんが追い求め続けた平和への希望。その思いは、戦争を知らない若い世代の僕達が確実に伝えていかなければならない。それがジャニーさんの願いだと信じております。

戦争を知らない世代の1人として改めて考えさせられる作品でした。

 

 

 

まだ見てない方がいたら見ることをオススメします。必ず泣けます。

 

 

 

今まで朝ドラに全く興味が無かったのですが次の朝ドラは廉くん出るし見てみようかしら…